目的
子供たちの遊具事故が心配!
設置してから、かなりの年数が経つし、遊具の老朽化や管理不足によって起きる子供たちが犠牲となった悲しい事故のニュースを聞くと、いつ何時、事故が起きてしまうのではないかと気が気じゃない。
そんな不安を払拭するためにも、定期的な保守点検をお勧めします。
職員で定期的に点検はしているのだけれど・・・本当にこれで大丈夫なんだろうか?
日常的に行う簡易な点検とは違う、資格を持った専門スタッフによる精密な保守点検の実施をお勧めします。当社は、専門家の目でそれぞれの施設に最適な保守点検を行っております。官庁から民間まで、実績多数ですので、安心してお任せ下さい。
保守点検の目的
1.施設の老朽化及び腐食により発生する災害防止
2.設置基準や安全基準のチェックにより、強度不足などによる事故の防止
3.機能していない施設の早期発見
4.的確なデータ管理で、現状を把握し、施設管理の利便性を図る
2024.10.07
施設の倒壊事故が発生する多くの要因として、支柱などの腐食があげられます。道路反射鏡、標識、照明灯などの支柱の多くは、鉄を素材とした鋼管でで...
内容
目視・触診検査
まず、目視・触診検査を行います。
目で見てわかる施設の劣化の状態や異常の有無を調べたり、直接手で触れて施設の異常を点検します。
打音・音響検査
次に、打音・音響検査を行います。
ハンマーによる異常音の聞き取りを行います。木材の腐朽、鋼材の腐食やボルトの緩みなどの異常がわかります。
非破壊検査
目で見えない鋼管の腐食状態を数値で表すことができる「非破壊検査」を行います。
超音波厚さ測定器によって、片面から支柱などの鋼管の厚みを測定します。目に見えない鋼管の腐食状態を数値に表すことで、信頼性と確実性がUPします。遊具では、木材の腐朽状態を数値で表すための木材貫入テストもあります。
基準値等の計測
その他、それぞれの施設に合わせて、安全領域など基準値等の計測を行います。
遊具の周りの安全領域が正しく取られているか、滑り台の踊り場などの落下高さの測定、また、ブランコの吊り金具の減肉状態の測定など、様々な角度から遊具が安全に保たれているかどうかをチェックします。
補修作業
点検時には、必要に応じて、その場でできる補修作業も行います。
調整・締め付け・部品交換・防錆・応急処置等、その場で出来る保守業務を行います。
分解精密点検
さらに、詳しい施設の状態を調べるために、分解精密点検も行っています。
ターザンローブの滑車部分やタイヤロープの吊り金具など日常の簡易な点検では、わからない異常がないかどうか、部品を分解して行う「分解精密点検」も行っております。
点検結果により的確な修繕をご提案します。
点検業務だけでなく、点検結果による的確な修繕提案から修繕工事まで、また、防食テープ設置などの長寿命化対策も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
実績
公園遊具点検業務
神奈川県横浜市青葉区、南区、中区、港北区、都筑区、大磯町、愛知県尾張旭市 他
小中学校遊具体育施設保守点検業務
東京都狛江市、愛知県田原市 他
保育園遊具点検業務
神奈川県横浜市港南区、保土ヶ谷区、青葉区、鶴見区、戸塚区 他 民間幼稚園保育園
PF1-U2
保守点検を行ったら、大切なデータは保守点検管理に特化したソフトで徹底管理
継続的に行われる保守点検のデータはExcelなどで管理するのではなく、保守点検管理に特化したソフトで徹底的に管理することで、有効に活用しましょう。
遊具管理システム「PF1-U2」は、公園などの施設データ、遊具に関する遊具データ、簡易な日常点検のデータと専門家が行う精密な点検データを保存する定期点検と2種類の保守点検データを保存、参照できます。また、文字データだけでなく、施設の位置情報や施設内の遊具の配置図、それぞれの写真データとあらゆる情報を一括管理できます。帳票印刷機能、検索機能も充実しています。
詳細は、以下のホームページをご覧ください。
ゴコウ株式会社では、社員1人1人が保守点検技術の向上と最新の保守点検技術の取得のため、定期的に「一般社団法人日本公共施設保守点検研究所」において、開催される講習会に参加し、「公共施設保守点検管理士」及び「公共施設保守点検技士」の資格を取得しています。