目的
2012年に発生した中央道で発生した笹子トンネル崩落事故以来、道路標識や道路照明灯、橋梁などの道路付帯施設の老朽化による施設倒壊事故の危険性は、社会問題になり、国土交通省も「道路ストック点検」の必要性を積極的に提唱しています。
ゴコウ株式会社では、定期的な保守点検を行うとともに、道路ストック点検の情報も含めて、施設のあらゆる情報を一括管理できる「公共施設保守点検管理システム PF-Ⅰ」の導入による保守点検のデータの徹底管理をお勧めしています。
確かな保守点検で、公共施設の倒壊事故の危険を回避するとともに、施設が正しく本来の機能を維持できるように、保守点検の目的を正しく理解して、 的確な保守点検を実施する必要があります。
1.施設の老朽化及び腐食により発生する災害防止
2.設置基準や安全基準のチェックにより、強度不足などによる事故の防止
3.機能していない施設の早期発見
4.的確なデータ管理で、現状を把握し、施設管理の利便性を図る
2024.10.07
施設の倒壊事故が発生する多くの要因として、支柱などの腐食があげられます。道路反射鏡、標識、照明灯などの支柱の多くは、鉄を素材とした鋼管でで...
内容
目視・触診検査
まず、目視・触診検査を行います。
目で見てわかる施設の劣化の状態や異常の有無を調べたり、直接手で触れて施設の異常を点検します。
打音・音響検査
次に、打音・音響検査を行います。
ハンマーによる異常音の聞き取りを行います。鋼材の腐食やボルトの緩みなどの異常がわかります。
非破壊検査
目で見えない鋼管の腐食状態を数値で表すことができる「非破壊検査」を行います。
超音波厚さ測定器によって、片面から支柱などの鋼管の厚みを測定します。目に見えない鋼管の腐食状態を数値に表すことで、信頼性と確実性がUPします。さらに、詳しく調査する「探傷浸透試験」などの調査方法もあります。また、照明灯点検では、絶縁抵抗測定なども行います。
補修作業
点検時には、必要に応じて、その場でできる補修作業も行います。
調整・締め付け・部品交換・防錆・応急処置等、その場で出来る保守業務を行います。
点検結果により的確な修繕をご提案します。
PF1
道路付帯施設(照明灯・標識・反射鏡)に最適なPF1で未然に事故防止
増え続ける道路照明灯、道路標識、道路反射鏡などの公共施設では、老朽化による施設の倒壊事故など、施設管理に関するさまざまな心配は、この「公共施設管理システム」があれば、もう安心です。
あらゆる情報を一括管理
詳細は、以下のホームページをご覧ください。
ゴコウ株式会社では、社員1人1人が保守点検技術の向上と最新の保守点検技術の取得のため、定期的に「一般社団法人日本公共施設保守点検研究所」において、開催される講習会に参加し、「公共施設保守点検管理士」及び「公共施設保守点検技士」の資格を取得しています。